受講生の声
株式会社浜野製作所 設計開発部
チームメンバーの間で共通言語が
できたことが非常に良かったですね。
体系的に学ぶ機会がなかったので、答え合わせが自分の中でしかできなかった。
もともと高専の機械工学科卒で、授業でも設計については学んでいました。ただ基本的に独学のものが多かったですね。入社してからもこれまでの経験に基づいて進めていたのですが、それが合っているのかな?という疑問はいつもありました。
ゼロから設計シリーズを導入することになり、体系的に学べると聞いていたので、ありがたいし、嬉しいと感じました。
講義の進め方が一方通行ではなく、私たちが自分自身で考えて納得できるように進めてくれたので、考える力も身に付きました。
ベテラン講師の方が来るとのことで、もっと堅い印象をもっていたのですが、本当に気さくな方で、同じ目線になって課題を一緒に考えてくれたり、お昼ご飯なんかも一緒に食べたりとフランクに接してくれたので、質問や相談がものすごくしやすかったですね。そして、豊富な知識ももちろんですが、考え方を押しつけるのではなく、自分たちで考えて納得できるまで付き合ってくれるのがありがたかったです。
メンバー間での共通言語ができたことは大きいですね。
一緒に研修を受けたメンバーと話すとき、同じ部署のメンバーで、今まで感覚的に話していたものが、授業を受けた際の話をもとに話せるようになったところがあると思います。
リーダーの立場としては、同じことを学んだ上で伝えるというのは、非常に効率がよくなると感じましたね。
一番楽しかったのは樹脂の工場見学に行ったことですね。
樹脂はそもそもあまり扱うことがなかったので新鮮でしたし、知識として非常に学びが多かったです。世の中で作られているものは樹脂のものが多いため、独学で学んではいましたが、経験豊富なベテランの方の意見を聞けたとことは良かったです。
設計に対する視点が広がったこと、知識もですが、何よりも考える力が付いたことですね。
視点が広がったことで、色々な観点で捉えるようになったので、お客さんとの打ち合わせに向けた事前準備の質が大きく変わりましたね。同時に提案の幅も広がりました。また、知識だけじゃなくて、考えるというところも力が付いたなと感じます。
今後は、学んだ内容の中でもまだ現場で生かし切れていない部分もあるので、チームメンバーと定期的に勉強の場を設けるようにして、実践でトライしていきたいと考えています。
部品がどんな機能をもっているかを考え、色々な要素、機能をもったものの集合体が機械になっていることを理解し、部品一つひとつに意味があるというのを改めて学ぶことができたので、すごく面白かったですね。
ここまで「ゼロから設計シリーズ」の第一期と第二期を見てきて、受講した若手エンジニアが流用から抜け出して少しずつ自分で考えて設計し、製造を考慮して作図するようになってきているのではないかと感じています。
自分たちで考えて答えを出し、発表を通じてアウトプットするということで、想定していたよりも実践的な教育でした。
課題は大変でしたが(笑)
若手育成のために「ゼロから設計シリーズ」を導入しましたが、結果的に管理者である私が一番学べたと思っています(笑)
また、想定外でしたが受講後に設計部門の売上が伸び、設計部門の売上が会社売上の4割を占める月も出てきました。