受講生の声
オムロン ヘルスケア株式会社
発言内容が変わり、設計スピードが上がったと感じています。
この商品が「元々なぜこのような設計になっているのか?」を考える機会を研修で作れないかということが受講のきっかけになっています。
当社では新入社員に対して、コーチ役として先輩が一人つき、マンツーマンで教える機会を提供しています。それ以外にもスポット的に、特定の技術にフォーカスした個別研修を実施することはありました。ただし、技術領域全体を通しての研修は実施していませんでした。
当社商品の多くが、今ある商品の改良、改善をベースとした設計や検証の割合が多く、この商品が「元々なぜこのような設計になっているのか?」を考える機会を研修で作れないかということが受講のきっかけになっています。
今後どんな人財を育てていくかを考えていたタイミングでオーツー・パートナーズさんに出会い、理想の人財を育てるためには「企画、開発から生産に至るまで広く技術を習得する必要があります」という部分を提案いただき、まずはトライしてみようという流れからスタートしました。
どちらかというとツールの提案が多く、人財戦略を踏まえた研修・教育というのはなかったですね。
そうですね。どちらかというと、私たち自身が特定の技術を知りたいから情報を取りに行くことの方が多かったですね。提案して頂ける会社様の場合は、どちらかというとツールの提案が多く、人財戦略を踏まえた研修・教育というのはなかったですね。
全体を通して設計を進めてくれる点や当社の状況を確認しながら教育内容を変更してくれる点は非常に良かったですね。
まず研修をカスタマイズできる点です。最初に「私たちが強化すべき部分がどこか」という分析から行っていただき、当社向けにカスタマイズした研修内容を考えていただきました。
分析結果として「構想設計」を強化することに決めました。そこで、当社オリジナルとして構想設計を厚く研修期間をとって実施していただきました。
また、それ以外にも全体を通して設計を進めてくれる点や当社の状況を確認しながら教育内容を変更してくれる点は非常に良かったですね。
新入社員ではないですが若手より少し上で、かつ中堅に入っていないぐらいのメンバーをピックアップしました。
商品開発の部署でメカとエレキでそれぞれ8名が受講しました。新入社員ではないですが若手より少し上で、かつ中堅に入っていないぐらいのメンバーをピックアップしました。
設計経験が少ないメンバーもいました。
まず発言内容が変わってきましたね。そして設計のスピードが上がったと感じています。
まず発言内容が変わってきましたね。そして設計のスピードが上がったと感じています。
技術を理解すると見る視点が変わり、「こういう設計だからこうなっている」みたいな部分が強化され、自分たちが設計する際に「もっとこうすれば」とか、「こういう設計をした方が良いね」という発言が増えてきたと感じています。
結果的に設計のスピード自体も上がってきていると思います。
あとは、受講者同士が集まって、設計について議論する場が増えましたね。これまで、設計者同士が集まって議論することはあまりなかったですし、そういう機会も少なかったです。問題に直面したときに受講者同士が話し合って、「こうした方がいいよね」というアドバイスをし合う部分が増えてきたのはすごく感じますね。
受講者同士が集まるようになった背景として、研修を通じて自分の得手、不得手が分かるだけでなく、一緒に受講している人の強みを知ることができたことも大きいと思います。
「ゼロから設計シリーズ」の教育は、みんなで受講して共通の基礎知識を踏まえた上で、「自分たちならこうする」ということをチームで発表する研修ですので、「この人はこの部分に詳しいんだ」という部分を知ることができ、仮に自分がわからなかったとしても、その人に聞けば教えてくれるだろうという、コミュニティーが研修を通じて広がったと思います。
工程、設備に関する研修も今後は行って頂けるとさらに良いですね!期待しています!
そうですね、自分たちの設計の評価については、「後工程ありき」で見るべきなので、「自分たちが設計したモデルをどのようにして作り上げていくのか?」「どういう設備を入れるといいか?」「どういう工程で作ると効率的か?」など工程、設備に関する研修も今後は行って頂けるとさらに良いですね!期待しています!
部品がどんな機能をもっているかを考え、色々な要素、機能をもったものの集合体が機械になっていることを理解し、部品一つひとつに意味があるというのを改めて学ぶことができたので、すごく面白かったですね。
ここまで「ゼロから設計シリーズ」の第一期と第二期を見てきて、受講した若手エンジニアが流用から抜け出して少しずつ自分で考えて設計し、製造を考慮して作図するようになってきているのではないかと感じています。
自分たちで考えて答えを出し、発表を通じてアウトプットするということで、想定していたよりも実践的な教育でした。
課題は大変でしたが(笑)
若手育成のために「ゼロから設計シリーズ」を導入しましたが、結果的に管理者である私が一番学べたと思っています(笑)
また、想定外でしたが受講後に設計部門の売上が伸び、設計部門の売上が会社売上の4割を占める月も出てきました。