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ゼロから設計シリーズ PMは、設計だけじゃなく、
構想から試作・量産まで全てを考えられる人材を育成する研修です。
一流設計者の視座で作られた超実践型のカリキュラムとなります。
ものづくりの流れやQCD-Rの考え方を理解し、プロジェクトを全体視点で捉え完遂する運営スキルが身に付く
ものづくりのV字モデルを理解し、審査会の在り方やレビューポイント、品質を維持管理する仕方が身に付く
製造原価と直接原価管理、見積りの仕方を理解し、利益創出のための攻めのコスト管理の仕方が身に付く
WBSやクリティカルパス、調達品を理解し、実践的なスケジュール作成や状況把握・進捗管理の仕方が身に付く
製品開発におけるリスクを理解し、QCDへの影響を考慮したリスク対応と変更管理(5M+1E)の仕方が身に付く
コミュニケーションとセルフケア行動のポイントを理解し、相互信頼のあるプロジェクト構築の仕方が身に付く
ゼロから設計シリーズ PMでは企画構想から詳細設計、試作までの上流工程から
現場作業に至るまでをワンストップで講義を行います。講義は対話形式で行います。
項目 | 目的 | 内容 | 講義回数 |
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設計製造& プロジェクトの流れ |
ものづくりにおける全体の流れと各フェーズでの情報(In/Out)、資源(人・物・金・時間)、PMの役割を理解する | ものづくりとPJ(ものづくりの種類/開発工事の流れとPJの関係)、関係部門とPJ資源、PMの役割 | 1回 |
駆動設計 | ものづくり全体像とV字モデル、QCD-Rの観点と考え方、品質・コスト・納期・リスク管理の留意点と全体視点の重要性を理解する | ものづくりの品質(Q)、コスト(C)、納期(D)、リスク(R)、QCD-Rの相互関係、QCDの全体視点/優先度 | 1回 |
計画策定 | PJ立上げ時に計画すべき事項とメンバーへの周知の仕方、スケジュール(WBS含む)の作成の仕方、クリティカルパス、詳細計画の周知の仕方、実行段階での進捗管理やコミュニケーション管理の仕方を理解する | PJ憲章(事業/契約/PJ全般)と周知の仕方、WBS、マイルストーンと実践的スケジュール、EVM、PJ詳細計画(QCD-R管理計画)、進捗管理の仕方、不具合発生時の対応 | 3回 |
実行管理 | リスクの評価・対応管理、5M+1Eの変更管理、クリティカルパス上の調達品や長納期品、損益に影響を与える高額調達品、キーパーツとなる調達品の調達管理やベンダー管理、見積りの仕方、コスト管理の仕方、各種利益創出活動を理解する | リスク管理、変更管理、5M+1E、調達品とリスク、調達マネジメント(発注前/発注後)、製造原価と利益、見積りの位置付け、見積作業の流れ、見積対象と見積条件、見積りの仕方、コスト管理の仕方 | 3回 |
コミュニケーション &メンタル管理 |
メンタルケアを考慮した各種デザインレビューによる設計品質の向上、メンタルケアを考慮した進捗管理の留意点を理解する | 管理的コミュニケーション、コミュニケーションの基本(基本的態度/心理/セルフケア)、自身のメンタル管理 | 1回 |
Lesson & Learn | PJの終結の仕方として、計画と実績の差異分析のポイント、次のPJに向けた教訓のまとめの仕方を理解する | PJ終結の意義(ゴールと振り返り)、PJの教訓(成功/失敗/QCD-R予実差異/知的価値)、終結報告 | 1回 |
計10回 |
※回数に関しては、お客様の要望に合わせて検討します。
▲ 上記の表はスクロールして内容をご確認いただけます。
開発の流れに沿って、全工程を網羅した設計の考えるべきことを学習します
▲ 上記の表はスクロールして内容をご確認いただけます。
研修では講義だけでなく、具体例を用いながら受講生自らが考えることを目指します。
また、チームでディスカッションを行って頂き、発表まで行って頂く実践型の研修になります。
共通トレーニング
リーダーの人間像に触れ、
全体視点の観点をすり込む
発表
自らの考えを伝える
他人の考えを聞く
考える
テーマごとに設計に必要な知識を
根本から理解する
ディスカッション
受講者同士で意見を交わし、
考えの幅を広げる
課題
マネジメント観点を応用する
質疑
マネジメントの理解を深める
定期的にスキルチェックを行い、定量、定性の両方の観点で個人別レポートを提出いたします。
管理者は、受講生の今後の業務における特性なども把握することが可能になります。
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『ゼロから設計シリーズ』『これからモノづくり』のご紹介動画です。
『ゼロから設計シリーズ』実際の研修動画(オンラインも有り)です。
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人材育成での課題、現状をヒアリングさせて頂きます
当社より御社向けの研修カリキュラムを提案します。また、状況に応じて模擬研修を実施致します。
内容、金額、期間が合意した段階で契約となります。
細金浩之
Hosogane Hiroyuki
得意領域
デザイン思考、製品設計、人財開発支援
経歴 |
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大手電機メーカーにて、ポータブルオーディオ、携帯電話、スマートフォン、PCなどの外装・機構設計業務に従事し、全世界向けの商品を数多く手がけ、企画検討から量産対応までのものづくりの全工程の経験と知見を有している。 三次元CADの開発・販売・サービス企業おいて、設計力強化につながるCADの使い方や各種教育プログラムの開発実績を有している。 現在は、ものづくり現場での経験を活かし、設計者教育、設計請負、人財開発、開発プロセス整備、デザインレビューなど、その経験と知見を発揮し、各種支援を実行しています。 |
受講生へのメッセージ |
もっと、高度な仕事がしたい!満足のいく設計をしたい!それによって、自社や社会への貢献、顧客への価値提供が自身の設計によって実現できれば、もっともっと楽しく、やりがいもでてきますよね。学びは目標達成の為に自身で踏み出す第一歩です。一緒に楽しく学んでいきましょう! |
加藤信一
Kato Shinichi
得意領域
メカ開発/設計、品質/コスト/生産性改善
経歴 |
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福島県出身。全世界向けに音響/通信/情報機器の開発と品質・コスト・生産性改善を海外駐在含め30年以上経験。 現在は設計者教育やコスト改善を中心にプロジェクトを推進中。 |
受講生へのメッセージ |
技術は世界の垣根や時間軸も超越します。一人より二人、三人…多くの人との意見交換が刺激となり、すばらしい発見や発明につながることもあります。是非一緒に日本のものづくりを学び今後に活かしましょう。 |
澁田亮太
Shibuta Ryouta
得意領域
ものづくりの生産技術、現場改善、人材キャリア育成
経歴 |
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大手電機メーカーで、30数年生産技術に従事。欧州、東南アジアなど8年強におよぶ海外駐在で工場、新製品の立上げを経験。 |
受講生へのメッセージ |
ものづくりの設計から製造、生産技術、機器ビジネス(営業、サービス)まで広い領域の仕事に携わってきました。直面した技術的な問題、外国人との協業、お客様からのクレーム対応など乗り越えてきた壁は多いです。 主業務から離れてキャリアカウンセリングにも関わっています。現場感覚を大切にして受講生の皆さんをサポートします。 |
福田敏行
Fukuda Toshiyuki
得意領域
メカ開発/設計、品質/コスト/生産性改善
経歴 |
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大手総合電機メーカで、昇降機の設計開発に従事。特にメカ機構系を中心に新機種開発から量産化、および量産後の製品改善まで担当。また海外に2年弱駐在し現地スタッフを取りまとめながら新規製品開発も経験。特許多数。学会発表経験。 現職では、教育分野の他に、試験装置の要件定義からメカ設計を担当しつつ、試作、組立、試運転調整も協力メーカと連携して推進。技術支援としては、製品不具合の汎知化支援も実施。 |
受講生へのメッセージ |
設計開発は本来楽しいものですが、なかなか上がらない品質、厳しいコスト目標、短納期や失敗が許されない日程により、自分のやりたい事が出来ないと感じる設計者が多くみられます。これを変えるには、自社製品以外の知見や考え方を知り、業務のやり方を変えたり、技術知見の引き出しを増やしていく必要があります。 変わることは大変ですが、今変わらないとずっと変わりません。一緒に変化を楽しんでいきましょう。 |
生嶋章男
Ikushima Akio
得意領域
メカ設計/商品設計/品質/現場改善
経歴 |
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大手電機メーカーにて、ラジオの商品設計を10年、海外携帯電話・スマートフォンの商品設計を20年、企画検討から量産対応までのものづくりの全工程の知見を有している。この時期、海外メーカとのジョイントベンチャー立上がり時期での経験から、携帯電話の設計では、世界3か所の設計拠点、欧州・中国・日本において、設計をリードし、設計業務で使われる部品表システム、PLMなどのシステム統合、導入作業、かつ、グローバル視点での品質指導、管理と、部品の量産立ち上げの経験を有す。 |
受講生へのメッセージ |
受講生の皆さんが世界で戦える設計者になっていただくために、講師のこれまで世界の中で培った設計経験を武器に、講義ができる講師を目指します。 日本のモノ創りの発展に、一緒に貢献できるよう頑張っていきましょう。 |
巻島武志
Makishima Takeshi
得意領域
システム設計、アナデジ混在回路、PM/PL
経歴 |
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設備メーカー、アミューズメント機器、家電メーカーにて電気設計として従事。PM/PLとして製品設計の取り纏めを経験。 |
受講生へのメッセージ |
現在の設計現場では、設計期間の短縮が求められていて結果として多人数で設計し担当ブロックを細分化することで対応している場合が多く見られます。この弊害として、システム全体を理解している設計者が限られてしまいます。また、流用設計が主になり流用元の設計思想が分からないまま設計をしてしまい不具合を引き起こす原因にもなっています。このような状況下でゼロベースからシステムを考えて設計できるエンジニアが減少しています。受講生の皆さんには、広い視野を持ったエンジニアになっていただくことを目標としてトレーニングを一緒に楽しみたいと思います。 |
佐藤正人
Sato Masato
得意領域
開発設計プロセス、PM、システム、アンテナ/高周波
経歴 |
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大手総合電機メーカーにて、防衛・宇宙・民需分野における航空機・艦船・飛翔体・衛星・自動車や各種インフラ等のレーダ、通信系の最先端製品(システム及び構成品ハードウェア)の開発・設計及びプロジェクトマネージャーとして多数の経験を有し、新製品開発を幅広く手がける。 現在は、開発支援、業務改革支援、設計者スキル向上支援、プロジェクトマネージー育成などを推進。 |
受講生へのメッセージ |
無いものを具現化するのがエンジニアの特権であり、醍醐味です。その喜びと楽しさを受講生の皆さんにも感じて頂けたらと思います。また、ものづくりは決して楽ではありませんが、いろいろな人がものづくりに携わり、個々の不足するところを仲間で補い合い、そして相手を想い合うことで、自分には想像もできない”ものづくりパワーとアイデア”が現場に生まれます。そんな”ものづくり”を一緒に考えていきましょう。 |
金子俊之
Kaneko Toshiyuki
得意領域
電気回路設計、EMC測定/対策設計
経歴 |
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大手電機メーカーにて、プリント基板の電気特性を考慮した設計に従事。専門領域はEMC(Electromagnetic Compatibility)で、iNARTEのMaster EMC Design Engineerの資格(EMCD-00084-ME)を有する。過去に開発に携わった装置は、スーパーコンピュータ、AI向けのハードウェア、産業用ロボット、ミリ波レーダー、携帯基地局、ECU、カーナビ、ゲーム機、オフィス複合機等。また、JEITAのLPBワーキンググループの立上げ時のメンバーで国際規格となるフォーマットのRev1.0の策定に携わる。現在はエレクトロニクス実装学会(JEIP)の電磁特性技術委員会の委員。 |
受講生へのメッセージ |
電気の技術は、日進月歩で目まぐるしく進歩していきます。常に、新しい技術にアンテナを張りながら、モノを創る楽しさを感じて下さい。 自分の設計に魂を込めて、最後まであきらめない気持ちを忘れないで下さい。 学んだ知識は活用して自分のものにして下さい。さらに、己を知り、相手を知り、自分を取り巻く環境をよく理解して下さい。 一人でできる範囲は限られます。仲間と団結して、自身ができる範囲を広げて下さい。さらに、業界のプロフェッショナルとして結果にもこだわって下さい。 |