製造業向け設計者育成研修「ゼロから設計マン」

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コラム

設備設計者の仕事内容とは?

設備設計者の仕事内容とは

設備設計の業務範囲は幅が広いです。仕様の決定から構造設計、レイアウト設計を始め、そこから、構造設計、意匠設計までをカバーします。ゼロから設計マンで担当しているお客様では、設備系が多いので、主にロボットを使った設備設計、ロボットを効率的に使うためにはどうすべきかと、いう業務に携われている方が多いです。
設計以外に、レイアウト設計や仕様書を設計するための、システムフロー/動作フロー/打往査チャート/タイミングチャートなど、検討項目が多岐に渡ります。

設計以外の業務としては、 IoT を使った予測などもあります。
設備の故障を予測し、こういう現象が出たらメンテナンスした方が良いといった「予防・予知保全」も設備設計者には求められます。

また、設備自体で考えるAI化設備の知識もまた必要になります。
設備設計(生産技術業務)は、学校で学ぶような学問は少なく、経験で補う項目が多くあると感じています。

設備設計者に求められるスキル

1つ目は、「仕様書を自分で設計できる」スキルです。

設備設計は主に生産技術部門が担当になりますが、仕様書を設計できる人は少ないです。
大手企業の場合、設備開発をベンダーにお任せになっているケースが多いです。仕様書を外部のベンダー企業に作ってもらうため、大手企業の担当者は仕様書の作成ではなく、「ここの部分をこう気を付けてください」などの「要望書」を作成するだけになっていることがよくあります。
設備設計者は仕様書を設計できることがまずは重要です。

2つ目は、「全体を俯瞰して見えるスキル」です。

外部ベンダーによってライン設置された後に、ラインに不具合が起こった場合、現場側でどこが悪いのかが分からずに対応できないといったことがよくあります。そうすると、生産設備が止まっている時間が長くなり、全体の生産に遅れが生じます。
ラインを見たときに、問題点を探せない、事象が起こってからじゃないと対応ができない、ということが多いです。
設備設計者は仕様書を作成し、全体を俯瞰して問題点を把握できるスキルが求められます。

設備設計者がスキル、知識を学ぶ方法

様々な学問がある中で、残念ながら生産技術の学問はほとんどありません。
生産技術全般でみると、機構学というものが当てはまります。ただこの中で一番重要な、IE(インダストリアル・エンジニアリング)については、学校で教わることがほとんどありません。大事なのは足を運ぶことです。「三現主義」と呼ばれる、現場に行って「見る」「感じる」ことです。

現場を見ずに仕様書を作成したりコスト感を算出すると、ものがどう加工されているかがわからないため、加工の順番がバラバラだったり、加工するための段取りがどういうものかわかっていない状態で仕事をしてしまうことになり、本来1,000円でできるものが10,000円になってしまうことがあります。

設備設計は書籍で形を学ぶことが難しい仕事になります。
社会人になってから諸先輩から教わる、自分で経験して身につけていくことが何よりも重要になります。

設備設計者に向いている人

1つ目は、汎用品の組み合わせが多い分野なので、その中の技術動向に敏感な方です。新しいものにアンテナを張れる人です。

2つ目は、動いているものを楽しめる方です。
ロボット、機械が動いているものを楽しんで設計ができる人です。設備設計は泥臭い仕事です。だからこそ、そういった面を楽しんでできる方が向いています。

3つ目は、どうすれば目立つか、を考えられる方です。
同じ製品でも、設計者が変わると設備が変わります。誰よりも簡単に、安く、または、どれだけの新技術を取り入れる、など、自分の仕事に自信をもって目立てる方は良いと思います

4つ目は、コミュニケーションが上手でありながら、行動力がある方です。
生産技術者は、色々な部署や外の会社との設定が多くあります。その中でコミュニケーションをとり、よりよい事を実行させるための行動力が必要と感じます。

設備設計者の将来的なキャリア

キャリアとしては最終的に生産管理に流れていくことが多いです。PM (プロジェクトマネージャー)として、ROI(投資利益率)の設定から、どこにどういう設備を入れるべきかなど、全体を見渡していく役割で、定量化、可視化をしていくことに携わっていくことが多いです。
現場上がりの役員層が多くなっている感じがします。

設備設計者が知っておくべき直近のトレンドの変化

キーワードは「Iot」「AI」と「従来の技術」です。

Iotを活用して、クラウドにデータをアップし、 AI で分析を行い、設備の健全性を調べていくことが可能になっています。これまでは設備が故障した場合でも不良品を作り続けていましたが、Iotを用いることで、今後は事前に設備が自分で勉強をして、不良品を製造しないように自分でメンテナンスできるようになります。

ロボットに関しても従来は、人間がティーチングのプログラムを組んで、その通り動くだけでしたが、ロボットが頭脳を持って、自分でティーチングをせずに考えて動く、そんなことが少しずつできるようになっています。

そのようなトレンドの変化に伴い、技術者にも変化が求められています。
設備の中には様々なセンサがあり、そのセンサのデータをどう活用して設備の健全性を維持するか、これからの技術者は分かっていないと時代についていけない可能性があります。

Iotは知っているけれども、Iotの使い方がわからない、センサをつければいいのはわかるが、どこにつければいいのかがわからない、データをどう活用すればいいかわからないといった技術者は今後は厳しくなります。

半面、「従来の技術」とコラボしながら、最新技術を投入する場面がおおくありますので、新旧を自由に組み合わせることもトレンドの1つと思います。

ゼロから設計で伝えていること

まずは、生産技術者で一番弱い部分である「仕様書のあり方・書き方」を教えています。
ベンダーや協力会社にすべて任せるのではなく、自分たちで全体を理解するためにも書き方については注力して伝えています。

そしてコスト感です。
ベンダーからの見積金額が妥当なのか分からないケースが多いので、自分たちで仕様書を作成することと合わせてコスト感をお伝えさせていただきます。

生産設備に限らずですが、どれだけ失敗したか、どれだけものを触ったかというところが、重要になってきます。若い技術者の中にはそこを嫌う方もいますので「なぜ嫌ってはいけないのか」という気づきを与えています。

「なぜ1,000円でできるものが10,000円になっているのか?」という気づきを与え、「なるほど、だからそこをキッチリとやらなきゃいけない」という気づきを与えるのが「ゼロから設計マン」です。

講習の中では「実習キット」を用意しております。
自分で配線、配管を行う、プログラムでキットを動かすという実習があります。
疑似現場を体験して頂ける内容なので、たくさんの気づきを得ることができます。

プログラムを組んだことがない方も多いので、プログラムは難しいと思っている方でも、こうやったら簡単に動くのか、こうやると変な動きするのだな、と身を持って体験していただくことが可能です。

【ゼロから設計マン】で一番重要な事は、受講者に【気づき】を与えることです。この「気づき」から受講生自体が考え、行動することが、これからの若い技術者に必要な事です。

設計講師がオススメする書籍

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