製造業向け設計者育成研修「ゼロから設計マン」

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コラム

PMの仕事とは?

PMの仕事内容とは

製造業におけるPMは、開発を牽引するプロジェクトマネージャーやものづくりのリーダーというものを対象にしています。製造業のメーカーさんが、お客さんと仕様調整し、これで開発しましょうっていうような基本的な仕様書ができてから、契約し、開発を行い、最終的に製品を出荷するまでの工場内で仕切るプロジェクトのトップ、リーダーを指します。

加えてものづくりのPMでは、開発QCDを全部管理する必要があるため、特にコストの部分は契約前の見積作業と直結しますので、契約前の契約見積部分の取り纏めもPMの業務範囲と考えます。

PMに求められるスキル

製造業におけるモノづくりにおいては日々変化するQCD-Rの計画・実行監視・修復対応が成功のカギとなります。

PMにはそのQCD-Rを指揮管理し、プロジェクトメンバー全員をゴールに導く牽引力・リーダシップが求められます。

Quality=品質
Cost=コスト
Delivery=納期・工期
Risk=リスク

1つ目は、「ISO品質管理への理解」です。

そもそもの製品の機能や性能を理解するのは当然ですが、ISOでの品質管理のやり方、管理方法を理解しておく必要があります。

2つ目は、「コスト」です。

製造原価と利益の関係、製造原価の費目、直材費、設計費、加工費、試験費など、どのように製造原価に反映されているかを理解しておく必要があります。それによって、日々計上される直接原価を把握し、契約段階での製造原価計画との予実を管理し、状況によってコスト差異を抑制する舵取りやコスト低減活動の先導も必要になります。

実際のプロジェクトではお客様からお金をもらって作業する直接部門だけでなく、それ以外の購買や営業、品証部のような間接部門の人件費の仕組みなども把握する必要があります。

3つ目は、「スケジュール」です。

納期、工期です。専門用語で「クリティカルパス」と呼ばれますが、必ず守らなきゃいけない工程はどこか、どの工程が遅れると、どこにどれだけ影響があるのか、工程の遅延、余裕がどこにあるかなど、スケジュールと工程を把握できる力がないとPMは務まりません。

4つ目は、「リスク管理」です。

何を優先してリスクを対応すべきか、無尽蔵にお金、資源を投入すればプロジェクトは赤字になります。リスク対応のやり方、対応方法も経験値が必要となってきます。
そして多くの部門の方が混ざってプロジェクトを進行しますので、円滑なコミュニケーション能力やスタッフへのフォロー、定例会企画などの一般的なマネジメントに要求される部分も当然必要になります。

PMがスキル、知識を学ぶ方法

PMのスキルに関しては、独学だけで学ぶことは難しいです。ただ実践をやる上で基礎知識は必要となります。 ISOの開発設計プロセス、世間一般のISOの規則、もしくは会社の品質マニュアルなどをまず自分で読んで理解しておくことが大事です。

原価管理の基礎的な知識も必要になってきます。ただし経理的な視点に関しては書籍からも学べますが、原価管理の仕方については各会社さんによって異なりますので、基本的なところは独学し、あとはOJTで学んでいく形となります。

PMに向いている人

「急がば回れ」ではないですが、真実・新しい・正しい情報は何かっていうのに、常に気を使っている人です。古い情報で時間を費やさないように、間違った情報で手戻りがないように、常に最新で正しい情報を意識して業務ができる人が向いています。プロジェクト推進には真実の把握と最新性管理の意識が重要です。

プロジェクトで問題が起きるのはよくあることです。

ですが、問題を最小限にするために、もてる資源、時間、お金をどう使うかっていうところで、頭を悩ませられる人ですかね。これには常に物事を俯瞰的に見つつ、問題の根本から目を離さず真摯に向き合い、全体最適化を常に考えることができる人です。あとは個人攻撃をしない人ですね。つまりプロジェクト推進を組織力で遂行するための指揮管理ができ、かつプロジェクトメンバー個人に対してもメンタル面での目を持っている人です。

ゼロから設計で伝えていること

「ゼロから設計マン」すべてのパッケージに共通して「全体視点」「全体観」というところ、全体視点をもってやらないとゼロからの設計や開発はできないと謳っていますが、PMも基本的に同じです。

ゼロから PM をやるためには全体をまず分からないといけません。
QCD-Rの全部をひっくるめてどうマネジメントすべきか、そういった全体観を学べるのは「ゼロから設計マン」ならではです。

なお、PMでは技術的なところは一切話をしません。
プロジェクトをどうやって立ち上げてメンバーをどのように一致団結させるか、そのためのポイントを伝えています。常に組織力を高めるために、どうすればプロジェクトメンバーの相互信頼が生まれ、メンバー間の相互補完意識を構築できるかのポイントを伝えています。

品質の観点では問題を上流工程で見つけるためにはどうすべきか、コストで言えば、どういう風に原価管理表みたいな所に吸い上げてやっていくのか。
リスクの場合、プロジェクトで問題が発生し、工数が余計に掛かってしまい損益が悪化することはよくあります。プロジェクトとしては利益を出すために何をやらなきゃいけないかっていうところを教えています。

それからPMの特徴的な研修として、メンタルヘルスがあります。やはり開発するエンジニアは日々ストレスがあり悩んだりするのが多いので、それを事前に防いで、対話をし、みんなで仕上げていくメンタル含めたコミュニケーションのやり方、気遣いについても教えています。当然、PM本人もメンタル面で強くなるために、どのような意識を持たないといけないかもお伝えしています。

最後にスケジュールですね。ここはPMの研修の中でも特に力を入れています。マスタースケジュールや大日程、中日程などを作ったものの、遅れや問題が発生し、そのままスケジュールをメンテナンスせずに、無意味なスケジュールになってしまっているものが多く存在します。

実践的なスケジュール管理の方法をお伝えしています。そしてそのスケジュールを誰に対して見せるのか、何に使うのかによって、作り方もレベルも違うっていうところをしっかりと教えています。

設計講師がオススメする書籍

・なるほど!「孫子の兵法」がイチからわかる本著者:現代ビジネス兵法研究所
発行所:株式会社すばる舎
ISBN978-4-88399-749-7 C0030

・史上最大の決断
 著者:野中郁次郎、萩野信介
発行所:ダイヤモンド社
 ISBN978-4-478-02345-7

・原価計算いちばん最初に読む本
 著者:久保豊子
 発行所:株式会社アニモ出版
ISBN978-4-89795-121-8

・決算書の読み方・使い方
著者:沼恵一
発行所:成美堂出版
 ISBN978-4-415-32235-3

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